HSPの学生時代に感じることあるある8選

どーも、RACCOGARDENのグラです。

HSP、『Highly Sensitive Person』(人より繊細過ぎる人)は、

いろんな刺激に弱い特徴があります。

そして、特に学生生活というのはいろいろな刺激と

多くの人と関わらなければいけない分

HSPには苦痛に感じる部分も多くあります。

実際僕自身も、小学校時代は不登校にもなりやすく、

地獄だと思うことも多くありました。

そこで今回はHSPの学生時代のあるあるについて書いていきます。

1.毎日同じ場所に通うのがまず無理

HSPの人は刺激に弱く、通勤や通学が苦手です。

人混みが嫌いだからこそ学校や職場などは息の詰まる場所だし

ストレスしかありません。

なんで同じ場所に毎回通わなければならないのか

意味が分かりませんでした。

特に小学校時代はバカな人も多い分、引くこととか

考えなしに行動したり、人のことを思わない言動に

びっくりして疲れるばっかり!

HSPは元々の能力が高い分、学校に通わなくても問題ありません。

もちろん勉強は必要だし、友達もいるに越したことはないでしょう。

ですが、行きたくもなき学校に行くくらいなら今の時代はリモートや

普通に学校に行く以外の方法もある分無理して通う必要もありません。

僕の学生時代はHSPだということが分からず
ただのメンタルが弱いだけと思われていたし、
自分もそう思っていたけど、HSPとわかれば
そういう体質でしょうがないとしても、

やりようはいくらでもあったと思います。

2,しっかり者だと思われて演じるけど、たまに意味もなく嫌になる

HSPの人は、人一倍真面目です。

そして、しっかりやろうとして、常に気を張っている分

途中でいきなり疲れてしまいます。

学生時代は特に係の仕事や委員長なども決めなきゃいけないので

そういう役職に推薦されたり、任される人も多いのではないでしょうか。

実際僕もそうでした。

真面目なのはわかってるけど、

でも自分はまとめる立場じゃないのもわかっている。

できるのであれば表に立つのではなく、

指示はする参謀になるならなんとかできるくらいに思ってました。

HSPの人は良心的な人が多い分、断ることが苦手です。

そして、引き受けるまではするけどそこからいろいろ先のことを考えすぎて

一人でパニックになって逃げだしてしまうことも多いです。

逃げるのは悪いと言われがちですが、本当に無理なのは逃げても

しょうがないと思っています。

自分を守るためには必要なことです。

まずは断るのも大事なので、断ることから初めて見ましょう。

3,運動会やイベント事が嫌い

HSPは激しい音や光、普段と違ったことが得意ではありません。

なので、運動会や文化祭などのイベントも

僕の場合は正直好きではありませんでした。

特に運動会。

なんでわざわざ競い合う必要があるのか。

しかもクソ暑い時に。

HSPは監視されたり、多くの人に注目されると

パフォーマンスをあまり発揮することができません。

いろいろな視線を感じるため集中できないからです。

なので、特に小学校時代の運動会などは苦痛でした。

親も祖父母も見てるし、やりたくもない競争をさせられて盛り上がっている

みんなを見て意味が分からないと思っていました。

4,デリカシーのない人が多くて疲れる

学生時代というのは、いろいろな人に出会うと思います。
ガサツな人から優しい人。
他にも育ちの悪い人もいれば、何の関係もないのに
嫌がらせをしてくる人もいるでしょう。

特に小学校などは、たまたま近くの地域に

住んでいただけのつながりでしかない関係です。

もちろんそういう場だからこそ、

仲良くなれる人が作れるという良いこともあります。

実際、僕は親友と呼べるのは小学校時代からの

付き合いのある人、数人です。

しかし、そんな小学校ではあまりに知能レベルも

生活レベルも違う人も大勢います。

価値観も違うし当然でしょう。

HSPにとってそういう雑多な環境だと良いことも

悪いこともダメージを与える刺激には違いないので非常に疲れます。

そのため、何か突発的に刺激が強すぎた次の日は休まざるをえなかったり、

極度にストレスが溜まってイライラすることも多くあります。

5,自習の時間が集中できない

中学校や高校くらいになると先生の都合や、

そもそも時間割の中で自習という時間ができます。

普通の非HSPの人にとっては自分の好きなことができる

楽しい時間かもしれません。

しかし、HSPにはこの自習時間もなかなかの困りものです。

僕の場合は、自習だと他の人の話し声や

シャーペンを走らせるカリカリという音、

他にもみんながそれぞれ別のことをしている

ザワザワとした感覚が気になりすぎて全く集中できません。

僕はこれまで塾に行こうとも思ったこともないですし、

そもそも無理だと思っていました。

当時はただ自分が変だと思っていましたが、

今はHSPが原因で大勢で何かをやるのが得意ではないから

本能的に避けていたんだと思います。

HSPの人は次週の時は耳栓か、

もしくはイヤホンなどして、

なるべく集中できる環境を自分で作ることをお勧めします。

6,リコーダーや前に出る発表がとにかく苦手

先ほども言いましたが、HSPは人前で何かしたり監視されるのが苦手です。

そのため、授業での発表やリコーダーのテストはまさに地獄でした。

普通の人のようんいやろうと思えば思うほどテンぱるし、ミスも出る。

HSPはいかにリラックスした状態で取り組めるかが勝負です。

僕の場合はとにかくリコーダーのテストは大嫌いだったし、
音楽の成績はどうでもいいと思っていたので
練習は真面目にやっているふりだけして、
本番は最初から休むと心に決めていたくらいです。

7,体育などの集団行動が苦痛すぎる

HSPの僕が今まで経験した授業の中で一番に苦痛だったのが、

体育の集団授業です。

集団授業では、右向け右や回れ右などをひたすらして、

意味もない時間を過ごすことになります。

一応学校側としては、協調性を育むなどという

名目もあったことでしょう。

しかし、僕はあの集団行動の授業が本当に無理でした。

実際に嫌すぎて蕁麻疹が出たほどです。

集団行動をやることによって個人の意思や意見が

ないがしろにされているようになる感覚に陥ります。

また、全員が同じ行動を強制させられるというものが非常に恐怖に感じます。

僕は就職活動もそういった理由が原因で絶対に無理だと思っていたので

諦めてフリーランスの道を目指しました。

8,人が怒られているのも自分が怒られているように感じる

僕がHSPだと強く感じた一つが、

人に怒られているのを共感しすぎて

自分も怒られていると感じるというものです。

僕の中で一番そのことを強く覚えているのが、

小学1年生の時です。

入学して間もなく僕の前の席はS君という男の子でした。

その子は、今思えば多動症だったのか、

授業中にいつもうるさく立ち上がったり

廊下に出ようとしては先生に怒られていました。

それを見て、まず僕は授業中に立ち上がっていることに

衝撃を受けました。

そして、先生が怒る声と表情にダブルショック。

本人はまったく気にしていないのに

自分だけ傷ついて学校に行きたくないと

思うようになりました。

結果1年生のころから学校を休んだり行ったりを

繰り返すようになったのを覚えています。

親もなんでこんなに繊細で弱いのか不思議に思っていたと思いますが、

この当時はまだHSPについても一般的には知られていなかったので、

しょうがないと言えばしょうがないことでしょう。

【まとめ】HSPは環境が重要!行きたくないなら学校に行かない選択肢も選んでもいい!

今回は、僕が主に経験したHSPでの学校あるあるを紹介しました。

HSPは基本的に普通の学校に向いていないと思っています。

特に小学校など雑多なくくりで分けられるところでは

性質も全く違う子供が集まるので傷つくことも多いです。

幸い僕の場合は周りの友達に恵まれたこともあったので、
不登校になりかけても途中から
学校に行くことができるようになりました。
今HSPで学校がつらいと思っている方、
もしくは子供がそういった悩みを持っているのであれば
場所を変えるのは逃げではないので、検討してみてはどうでしょうか?

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