
どーも、RACCOGARDENのグラです。
最近MTGの統率者戦にハマっております。
人それぞれに個性やこだわりが出ていて、
それを見るのでも人を知れるのが面白いですよね。
2020年の11月には統率者戦専用のカードセットも発売され、
いよいよ統率者戦のプレイヤーも本格的に増えていくことに
なるのではないでしょうか。
この記事を読んでいる方の中には、
これからデッキを構築したいと思っている人もいるはずです。
まず一番のお勧めは、すでに構築済みの統率者デッキを
買うことですが、オリジナルで自分のお気に入りの統率者で
デッキを作りたいという人も多いはず。
しかし、ここで困るのは普通のMTGのデッキとは
違い、同じカードは1枚で固有色の概念もあって
どうやってデッキを作っていいか
わからないことだと思います。
僕も実際そうでした。
そこで、今回は今まで数人の人と戦ってきた中で
たいていの人のデッキの構築パターンを簡単にまとめたので、
それを参考に統率者デッキのテンプレートを
紹介していきたいと思います。
あくまで基礎中の基礎でテンプレートになるものなので、
そこからは自分の好みでカスタマイズしていってみてください。
土地は34,5枚がおすすめ

統率者戦はMTGにおいてもかなり特殊な戦いです。
まず、敵が3人いますし、ライフも40点ずつあります。
なので、基本的には統率者戦において
アグロという戦法は向いていません。
大型のクリーチャーだったり、強力なシナジー
強力なスペルで相手を圧倒してコンボを決めて勝つ
という流れになります。
そのため、土地がしっかり置けて、
強いカードを置けるようにしなければなりません。
統率者1枚にデッキが99枚。
これで土地が34,5枚入っていれば3分の1は土地になります。
そうなれば、土地を引き込む確率も上がり、
何もできずに負けるということはありません。
デッキのカラーや統率者によって多少の土地の枚数は前後します。
しかし、30枚以上は確実に入れるようにしましょう。
単色ならその基本土地だけでも構いません。
2色や3色の場合は、なるべく手持ちからアンタップで
出せるものを選んで入れるようにしましょう。
マナアーティファクトは、10枚以上欲しい

統率者戦において、何よりも重要なのがマナです。
強力なカードを叩きつけて一気にコンボなどを決めて勝つ
統率者ではそれだけ大量のマナがかかります。
そのため、序盤は基本的にマナ加速で
始まるものがほとんどです。
有名なのが『太陽の指輪』です。
これは1マナで出てきて無色の2マナを生み出します。
他にも特定の色を出す印鑑シリーズなどもあります。
99枚中10枚近くあれば1割マナ加速です。
そして、最初の手札7枚とドローの1枚で
8枚見ることができます。

そうするれば高確率で土地とマナ加速は、引けることでしょう。
まずはやりたいことをやるためにマナを伸ばす。
緑のデッキは、マナ加速が得意ですが、
他の色はマナ加速が苦手です。
だからこそアーティファクト系のマナ加速を
使うようにしましょう。
土地30数枚とマナアーティファクト10枚近くあれば
デッキの半数がマナを出せるものになります。
こうすることで99枚のデッキでも事故率がぐっと減ります。
ドローソースで動きを安定化させよう

統率者戦においては、ドローカードも重要です。
カードゲームでは、いかにアドバンテージを得るかが
勝利の近道だとも言えます。
その中で統率者戦でも強いカードを
たくさんデッキに入れられるだけに
たくさん引けた方がそれだけ強いカードも
引き込めます。
ここでドローカードというのは、単純にデッキから
カードを引くものの他にもサーチカードも含めます。
統率者戦では同じカードを入れられないうえに
デッキが99枚と多いです。
そうなれば毎回同じ試合展開というわけにはいきません。
しかし、コンボパーツや勝つための必殺カードは、
なるべく引きたいはずです。
その時にサーチカードがあれば安定した
戦いができるのでお勧めです。
ドローソースもデッキの10パーセントから
15パーセント入れることでデッキの回りが
良くなって理想のカードを引き込みやすくなるでしょう。
妨害カードはそんなにいらない

統率者戦において、塩梅が難しいのが
除去などの妨害カードです。
統率者戦では、先ほども言ったように相手が3人います。
普段ならば除去カードは強いですが、
統率者戦における除去カードは
あまり強くありません。
というのも、仮にAさんが、かなり強力なクリーチャーを
出したとします。
このままでは負けるので、対処しなくてはならないので
除去カードを使ったとしましょう。
しかし、自分はカードを1枚使って
Aさんの切り札1枚を無効化しました。
1対1交換にはなっています。
でも、残りのBさんとCさんは何もせずに強敵が減りました。
ただお得です。
このように単体除去は効率が悪いです。
なので、除去カードを入れるにしても全除去カードや、
全員が1体ずつ生贄にささげるなどの
1対3交換などを狙えるものを入れるようにしましょう。
個人的な目安では99枚中5枚から多くても10枚までだと思います。
妨害ではなく、先に自分の脅威を叩きつけて
相手を攻める戦略を立てたほうが勝ちやすいように思えます。
コントロールデッキもあるにはあると思いますが、
3人全員をコントロールするのは
なかなかハードルが高いでしょう。
打消しカードなども相手のコンボを止めるのにも良いですが、
基本的には自分のコンボを邪魔する相手に使って、
いかにコンボを通すのかという考え方で
デッキを作るのをお勧めします。
統率者デッキは自分の必殺技の押し付け合い

今回は、初心者向けの統率者デッキの作り方について紹介しました。
始めのうちは本当にカードプールが広すぎて
何から始めていいのかわからないと思います。
スタンダードで使っていて好きなカードを統率者にする。
デザインが好きだからやただただ強いからなどデッキを組む基準は
何でもいいでしょう。
あなたが楽しめるのが一番です。
その中でできれば一つ無限コンボになるものを入れておくと
なかなか決まらなくて、ただ長いだけという
試合も無くなるのでおすすめです。
統率者デッキは、自分のこだわりややりたいことの
押し付け合いの勝負です。
だからこそ、自分のお気に入りのカードをふんだんに入れて
デッキを作ってみてはいかがでしょうか。
1に土地とマナ加速。
2にサーチとドロー
3は自分のデッキのコンセプトに合うものと考えると
シンプルでいいのではないのでしょうか。
後はひたすらデッキを回して少しずつ改良を重ねていくだけです。
コピーデッキも良いですが、統率者デッキは人の好みも強い分
何のために入っているのかも分からないものも多いので
自分で考えたオリジナルを作るが醍醐味でもあると思います。
ぜひ、統率者レジェンズが発売する2020年11月から
統率者を初めてワイワイ楽しんで見てください。