
どーも、RACCOGARDENのグラでございます。
ちょっとサザエさん風に言ってみました。
ボードゲーム紹介を今回もやっていくわけですが、
僕が初めて自分で買ったボードゲームを紹介したいと思います。
それが『アンドールの伝説』
たしか大学生時代に買ってから、
友達との間でも遊んで重宝している作品です。
アンドールの伝説は、2013年に発売されたコスモスという
会社のボードゲームです。
RPG要素が満載の王道ファンタジーな協力型
ボードゲームです。
今回は、そんなアンドールの伝説のルールや
魅力について紹介します。
アンドールの伝説ってどんなゲーム?

アンドールの伝説は、プレイ人数
1人から4人の協力型ボードゲームです。
プレイヤーは、それぞれ戦士や魔法使い、
弓矢使いとなって城を襲ってくる魔物を倒していく
大道ファンタジー作品です。
シナリオは、1から5まであり、
それぞれでプレイ時間も違いますが
だいたい40分から1時間ちょっとと
言ったところでしょうか。
シナリオはありますが、ランダム要素もあるので、
毎回若干異なる展開も起きて飽きないのもポイントです。
アンドールの伝説は、3部作となっており、
ミニ拡張の他に基本セットとして大型の3セットが
発売されているのが特徴です。
全て基本セットは独立して楽しめますが、
物語としては続いているので、1から徐々に購入して
遊んでいくのがおすすめです。
アンドールの伝説のルール紹介

ここまでは、簡単なアンドールの伝説の
概要について紹介していきました。
では、ルールはどうなっているのでしょうか。
細かいルールなどは、遊ぶシナリオによっても
若干異なるのでここでは省略します。
その代わり大枠的な変わらない部分のルールを
ざっくり紹介してアンドールの伝説の雰囲気や
遊び方を理解してもらえたらなと思います。
まず、一つ目のルールとしては、
移動は1時間に1マス移動というルールです。
普通ボードゲームの多くは、
サイコロを振って出た目の分だけ勧めたり、
3アクションという制限の中から移動か
他のアクションを取るという形式を取っています。
アンドールの伝説では、時間マーカーというのがあって
朝から行動し、1マス動かすのに1時間分消費したことになります。
こうして、全てのアクションに1時間ずつ消費して、
夜になったら行動できなくなるという制限があります。

この辺は分かりやすいのですが、もう一つ特徴的な部分があります。
それが残業システム。
基本的に朝から夕方までしか働かない勇者たちですが、
体力も消費したうえで
残業として夜も動き出すことができます。
残業はそれだけ体力を使うってことですね。
まさに現代的な働き方。
残業は、極力しない方針でやっていくことになります。

次にアンドールの伝説では、バトルでダイスを使います。
キャラクターは最初に攻撃力が1として設定されており、
そこから武器屋でお金を払ったり、
なんらかのイベントで攻撃力をあげることができます。
その後モンスターのバトルでは、ダイスを振ります。
そして、その目と攻撃力の合計で相手とどちらが強かったか比べて、
その差がダメージとなる設定です。
キャラクターによって振れるダイスの数や
やり直せる回数も違うので、そこらへんで戦闘向きの
キャラや探索向きのキャラなどの差別化もできています。

アンドールの伝説では、時間マーカーを使い切って
1日が終わると物語が進んでいきます。
何日目かによってそれにあったアクシデントや
イベントが発生していくようになっています。
アンドールの伝説では、これにより敵側は自動で動いてくれるため
ゲームマスター的な存在が必要ありません。
そのため、一人でも遊べて、この手のゲームに多い、
ゲームの所有者はいつもゲームマスターで協力できないということも
ならないのもいいところでしょう。
アンドールの伝説の魅力

ここまでざっくりとですが、アンドールの伝説の
ルールについて紹介してきました。
では、アンドールの伝説の魅力は、
どのようなところなのでしょうか。
何度もプレイしている観点からアンドールの伝説の魅力を
語っていきたいと思います。
RPGの世界にどっぷり入り込める

まず、アンドールの伝説の良いところは、
作りこまれた世界観。
最初にゲームに入る際にシナリオを読み、
どのような状況かも理解したうえで進んでいきます。
そして、さらにいいのは、チュートリアルも物語として
できているところです。
これによりゲームの準備をして、ルールを覚えるのも
ゲーム内でやりながら覚えられるので初心者もすんなりと
世界観に入り込めます。
協力型のRPG系ボードゲームの代表作品であり、
本当に一緒に冒険して世界を守ろうとしている感が味わえるので
仲のいい友達とやったら間違いなく楽しめるでしょう。
キャラクターもステータスは変わらないで男性、女性を
選べるのもいいところです。
実際、協力型で自由にコマを進められるうえに、
仲間内で相談しながらその時のミッションを
どうクリアするか決めていけるので、
チームワークが試されるシーンも多くあり、
ドラクエやファイナルファンタジーなんかが
好きな人は間違いなく楽しめることでしょう。
シナリオは物語のように続いている

アンドールの伝説の魅力は、シナリオにもあります。
ボードゲームの中には、雰囲気だけは
しっかりしてるけど、実際シナリオは
いまいちというものも中にはあります。
しかし、アンドールの伝説は3部作になっているだけあります。
全てが物語として続いている上にどれも
山あり谷ありで素晴らしい。
僕はまだ最後の作品は未プレイですが、
それでも素晴らしいのはわかります。
まるで冒険ものの主人公になった気分で
大作のシナリオを存分に楽しめるので、
ぜひおすすめします。
1作だけでも一応完結はしていますし、
とりあえず1部を買って遊んで、
楽しめたら続きを購入していくのもいいでしょう。
固定メンバーでとりあえず物語の最後まで
ちゃんとクリアできるか毎週1話ずつ進める
とか、いつかはやってみたいものです。
3部作と拡張版各種で集め買いがあるコレクター向け商品

アンドールの伝説は、先ほども紹介したように
3部作構成になっています。
また、拡張セットも多く出ているのも魅力の一つです。
拡張セットには、新たなキャラクターと
新たなアナザーストーリーが入っています。
もちろん拡張セットにあるキャラクターも
基本セットで使えるようになるので、
ちょっと慣れてきたときに違った展開や
4人以上でも遊びたいときにおすすめです。
今でこそボードゲームカフェなども増えて、
外でボードゲームを遊べる場所も増えてきました。
しかし、個人的には、やはり家で友達と
ワイワイやるのが面白いと思います。
アンドールの伝説は、定番中の定番作品であり、
持っていて損はありません。
そのうえ、シリーズ物ですでに完結もしていて、
ボリュームもあって長く楽しめます。
僕はコレクター気質な部分もあるので、
いずれは全シリーズをそろえたいと思っています。
拡張セットは、好みですが、まずは基本セットの1部目を買って
楽しめた人は3作集めてみるのも良いでしょう。
時代も関係なくいつまでも遊べる作品なので、
子供と遊ぶのにも良いかもしれません。
大人も子供も熱くなれる王道RPGボードゲーム

今回は、RPG系のボードゲームである、
アンドールの伝説の魅力を紹介しました。
シナリオなどもかなり長く、やりごたえがあるので、
そのうちプレイ内容をまとめた記事なんかも
書けたらと思います。
協力型の中でもミッションをクリアした時の
達成感がとても気持ちよく、
難易度もクリアできるかどうか絶妙なラインなので、
お勧めです。