【芸人レビュー】バカリズムのここがすごい!唯一無二の斬新クリエイター

どーも、RACCOGARDENのグラです。
あなたはお好きな芸人はいるでしょうか?
僕にとってお笑い芸人は憧れの存在。
一度芸人になればと言われたこともありますが、
恐れ多すぎてなる気にもなれなかった職業でもあります。
今思えば、1歳からウッチャンナンチャンにハマり、
そこからめちゃくちゃたくさんの芸人の漫才やら
コントやらを見てきました。


そこで個人的に面白いと思う芸人をピックアップして
その芸人のすごいところをひたすら語っていきたいと思います。
そして、第一回目に紹介するのがバカリズム。
まさにオールマイティかつ唯一無二の存在で
芸人の中でもトップクラスに憧れの存在です。

バカリズムってどんな芸人?

まず、バカリズムと言えばおかっぱ頭にタレ目で
いつも笑っている感じの穏やかそうな印象の芸人さんです。
事務所は、マセキ芸能者所属で
本名は升野 英知(ますのひでとも)です。
元々はバカリズムというコンビを組んでいましたが、
解散して一人でバカリズムとして活動しています。
その後2006年のR-1で出場してインパクトを残してから
少しずつテレビ出演もするようになっています。


元々は『トツギーノ』というフリップネタで人気になりましたが
そこからさまざまなジャンルのネタをやるようになっています。
比較的シュール的な要素が強く、
他にないタイプの笑いを作るのに長けています。

作家としての才能もあり、『素敵な選TAXI』で
連ドラの脚本も務めていたりもしています。

バカリズムのすごいところ

Closeup rear view of large group of people applauding at an open air concert. There are many hands brightly lit against purple lit stage. 4k video.

ここまでは、簡単なバカリズムの特徴や
芸風について紹介してきました。
では、実際バカリズムのすごいところは、
どのようなところでしょうか。
ここからは自分が思う具体的に
バカリズムのすごいところを紹介していきたいと思います。

発想力が他の芸人と抜きんでている

まず、何と言ってもバカリズムの
すごいところは、発想力です。
おそらくここ数年の2010年代以降では、
大喜利力では安定性と発想力では頭一つか二つ超えています。
IPPONグランプリなんかでその実力を発揮していますが、
バカリズムは他の芸人と違う角度の笑いを見つけるのが
圧倒的に早い。


大喜利、特にIPPONグランプリなんかでは、
早押しで進められていく形式です。
そのため、最初は王道で攻めてIPPONを取れても
後半は厳しくなります。
その時にバカリズムは、序盤から数手先を
読んでいるようなイメージです。
IPPONグランプリの短い時間でも常にストックを作り続けて
ボタンを連打しているシーンがよく見れます。


芸人の中には毒舌だけとかただキャラに全振りした人もいる中で
バカリズムはとにかく多才。
いろんな飛び道具であらゆる方法で攻撃を仕掛けられるイメージです。
大喜利だけじゃなく『地理バカ先生』という都道府県をどういう風に
持つか発表していくネタもかなり斬新かつ新しい切り口です。

絵のうまさが表現力アップにつながっている

バカリズムは、絵もかなり上手く、
しゃべりだけではなくイラストでも笑わすことができます。
しかも、その絵が普通に上手いだけじゃなく、絶妙に面白い。
綺麗とかではないギャグ特化型の絵です。
シュール寄りな芸風にも合っていて、完成されています。
大喜利でもこのイラストは、いかんなく発揮されていますし、
ライブなどでもイラストを活かしたネタは多くあります。


芸人で面白い人は、基本的に絵が上手い傾向にあります。
頭の中の物を表現する力に長けているというのも
あるかもしれません。
ダウンタウンの松本人志や千原ジュニアなんかも絵が上手いです。
そんな中でも芸人界では、トップレベルに面白くて上手い
絵を描くのがバカリズムでしょう。
まさに、芸人で一番の憧れ的存在ともいえる人物で
多彩で唯一無二な存在と言えます。

脚本としての演出力の高さ

バカリズムは、お笑い芸人としても才能がありますが、
脚本家としてもかなりの実力を持っています。
脚本家デビューは、『世にも奇妙な物語』の短編を書いて、
自分で脚本と主演も務めている『来世不動産』という
死んだ人間が来世を決めるために不動産を選ぶ感覚で
来世を決めていくというものです。
これも発想自体が面白いですし、脚本としてもしっかりしています。


連続ドラマをやった『素敵な選TAXI』では、
もちろん面白い内容ですが、
しっかり感動するところは感動させていい作品でした。
僕は笑いを作り出せる人を心から尊敬します。
恐怖や怒りを生み出すというのは比較的簡単な作業です。
嫌がったり、怖いと思わせる方法は無限にあり、
そう思わせるスイッチもたくさんあります。


しかし、笑いというのは特殊です。
笑わせようと思っても、つまらないとみている側は
怒りに変わることもあります。
たまに芸人がつまらないネタをやっていて、
滑るとイラつくことはないでしょうか。
あれはたぶん、面白いことをするといって
つまらないものを見せられた裏切り行為を
受けたという被害者意識からくるものだと思います。
つまり、それだけ人を笑わせるのは難しいということです。


人によって笑いのツボが違うし、好みも別れる。
その中でバカリズムは、空気を読んだうえで
最適解を出し続けられる能力があります。
笑いを生み出せる人は、ホラーから感動、基本なんでもできます。
そういった点でもバカリズムのすごさがわかります。

孤高の天才ピン芸人バカリズム

今回は、バカリズムのすごいところを紹介していきました。
普段温厚そうに見えて実は武闘派で
バリバリの体育会系というギャップもあるのが魅力でもあります。
そして、明らかに他とは違う角度で笑わせるバカリズムの才能と
技術には今後も大注目です。


こう書くと上から目線みたいになって嫌ですが、
あくまで尊敬しての記事です。
YouTubeでも多くの作品が見れますし、
連ドラや映画もあるので、ぜひまだ見ていない人は
見てみてください。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中