
どーも、RACCOGARDENのグラです。
最近マジック・ザ・ギャザリングのEDHにハマっています。
EDHというのは、統率者戦という遊びで
一枚の伝説のクリーチャーを選んで
その固有色のカードのみを使ってデッキに同じカードは
1枚のみで99枚のデッキを使って戦います。
そんなEDHですが、ボードゲーム要素も多く、
これから流行ってくと予想されるフォーマットです。
そこで今回は自分が今一番使っているEDHのデッキを
紹介したいと思います。
その名も『エドガー・マルコフデッキ』
このデッキは、エドガー・マルコフという
吸血鬼を主体とした吸血鬼デッキです。
初心者にも扱いやすいデッキなうえに吸血鬼という部族が
好きなので選びました。
デッキレシピ

一口にエドガー・マルコフを統率者とした
デッキでも人によって
デッキレシピというのは違います。
デッキに同じカードを入れることはできず、
統率者1枚とデッキ99枚から作られるので当然のことです。
統率者は、その人の個性や好みが出るものでもあります。
そこで今回は2020年の10月末時点である程度完成した
第一弾として紹介したいと思います。
新カードが出るにあたって少しの
マイナーチェンジはしていくので
それによって新たな記事も
書いていきたいと思います。
【統率者】
エドガー・マルコフ
【クリーチャー】(計34枚)
1マナ
臓物の予見者
凶月の吸血鬼
甘やかす貴族
鼓動の追跡者
吸血鬼の裂断者
漆黒軍の騎士
敵意ある征服者
2マナ
薄暮軍団の妄信者
残酷な祝賀者
才気ある霊基体
親切な吸血鬼
忘却の虚僧
軍団の副官
血の芸術家
アダントの先兵
誓いを立てた吸血鬼
マラキールの門番
3マナ
薄暮薔薇の棘、ヴィト
流城の隊長
太陽冠のヘリオッド
吸血鬼の夜鷲
マラキールの解放者、ドラーナ
エインジーの荒廃者
不死の援護者、ヤヘンニ
軍団の先駆け
蠱惑的な吸血鬼
薄暮の使徒、マーブレン・フェイン
夜鷲のあさり屋
自堕落な後継者
4マナ
血統の守り手
聖域探究者
黄昏の預言者
5マナ
最後の血の長、ドラーナ
薄暮の勇者
【インスタント・ソーサリー】(計13枚)
1マナ
村の儀式
暗黒の儀式
剣を鍬に
2マナ
祭壇の刈り取り
血の署名
夜の囁き
存在の破棄
灯の燼滅(ひのじんめつ)
3マナ
魔性
不気味な教示者
屈辱
腐敗の陣形
4マナ
ハルマゲドン
【エンチャント】(計8枚)
2マナ
不吉の月
3マナ
分かち合う憎しみ
ファイレクシアの闘技場
地獄界の夢
土牢
闇の預言
4マナ
息詰まる徴税
5マナ
極上の血
【アーティファクト】(計7枚)
1マナ
太陽の指輪
頭蓋骨絞め
2マナ
確信のタリスマン
3マナ
祖先の象徴
5マナ
旗印
6マナ
ボーラスの城塞
ウルドのオベリスク
【プレインズウォーカー】(計3枚)
3マナ
傲慢な血王、ソリン
4マナ
イニストラードの君主、ソリン
復讐に燃えた血王、ソリン
【土地】(計34枚)
沼8枚
平地2枚
山
ロークスワイン城
砕け散ったスカイスクレイブ、エメリア
アーデンベイル城
乱脈な気孔
孤立した礼拝堂
秘密の中庭
恐怖昇りの小道
静寂の神殿
神無き祭殿
血の墓所
特別観覧室
泥濘の峡谷(でいねいのきょうこく)
竜髑髏の山頂
針緑の小道(しんえんのこみち)
感動的な眺望所
聖なる鋳造所
凱旋の神殿
反射池
Thriving Moor
Thriving Heath
サヴァイのトライオーム
手付かずの領土
統率の塔
デッキの動かし方

統率者のデッキを見たときによく思うのが、
デッキレシピはあってもどうやって動かすのかが
わからないというものです。
マジックにおけるEDHというのは、今のところ仲間内で
遊ぶサブイベント的ポジションです。
公式がこれから押し始めているので、
日本では2021年以降にグッと人気になっていくでしょう。
そこで、とりあえずデッキレシピを見てもらったうえで、
ここからはデッキの動かし方を紹介したいと思います。
ゲーム序盤:まずは吸血鬼を並べよう

このエドガーマルコフ・デッキでは、
1マナのクリーチャーを大量投入して
序盤から吸血鬼を並べる動きが鉄板です。
普通のEDHの場合は、マナファクトと呼ばれる
マナを生み出すカードを出して、
早く高マナ域に達して強いカードを使う設計をしています。
しかし、このデッキの強みは、
統率者の『エドガーマルコフ』です。
エドガーマルコフには、呪文として唱えて場にいなくても
能力を発揮できます。
それが『威光』という特殊能力。
これにより、吸血鬼のクリーチャー呪文を唱えるだけで
黒の1/1の吸血鬼トークンを出すことができます。
つまり1マナの吸血鬼を出せば、
それだけでおまけのクリーチャーが
出るということです。
このデッキの勝ち手段は主に数で圧倒して
吸血鬼軍団で殴り倒すこと。
なので、序盤から軽い吸血鬼クリーチャーを唱えて
数を増やしましょう。
ゲーム中盤:ロードで吸血鬼をパワーアップ

ゲーム中盤になると吸血鬼は5体以上になっているのはざらです。
上手くいけば数ターンで10匹近くの吸血鬼が
並んでいることでしょう。
しかし、場にいるのは基本雑魚クリーチャー。
これだけでは脅威になりません。
ここからがこのデッキの本番です。
MTGのカードには、ロードと呼ばれる
全体強化するカードがあります。
吸血鬼のカードにも場にいる吸血鬼を
+1/1修正するカードが多くあります。
例えば『軍団の副官』や『蠱惑的な吸血鬼』
アーティファクトでも特定の部族をパワーアップさせる
『祖先の象徴』や『ウルドのオベリスク』があります。
このデッキには、そんなロード能力を持つカードが
複数枚投入しています。
なので、中盤までには引き込んでいることでしょう。
こうやって最初はただの雑魚吸血鬼を育て上げていきます。
数が多い分、+1/1修正でもダメージが通ればバカになりません。
また、吸血鬼の中には絆魂という能力で
ダメージを与えた分回復できる能力も持っているので、
ライフはなかなか減ることはないでしょう。
ゲーム終盤:ボスのエドガーマルコフ登場!全軍で総攻撃!

エドガー・マルコフは、赤、白、黒となんでもいいので3マナ。
計6マナ必要なクリーチャーです。
なので、なかなか登場するまでには時間がかかります。
しかし、登場してしまえば速攻で攻撃できるうえに
攻撃した段階で場にいる吸血鬼に+1カウンターを乗せて
全体強化することができます。
こうすると最初は、雑魚だった吸血鬼も
3/3から5/5くらいにはなっています。
よって後は開いているところからどんどん攻撃して
相手を倒していくだけ。
小さな吸血鬼をたくさん出して、強化して殴る。
戦略としてはただこれだけなので、初心者でも簡単に扱えます。
ただし、このデッキの弱点としては全体除去カードです。
横にカードを並べるため、
クリーチャーを全部除去するカードにはめっぽう弱いです。
それでもドローカードなどを増やして、ある程度
復帰できるようにはしています。

ですが、EDHの場合はたいてい誰かしらは、
全除去をやってくるので注意しましょう。
そのために破壊不能の吸血鬼や破壊不能耐性を付ける
『不死の援護者、ヤヘンニ』や『腐敗の陣形』のカードはおすすめです。
デッキに2、3枚入れておくと万が一の時に効果を発揮します。
デッキ内の無限コンボ
EDHには強いデッキであればあるほど無限コンボと言って、
決まればすぐに勝てる手段があります。
なんせEDHは、基本的に4人対戦の大乱闘。
全員初期ライフが40点もあるので、
普通に殴り倒そうとするのは
なかなか難しいことです。
そこで、このデッキにも申し訳程度ですが、
サブプランとして無限コンボが搭載しています。

それが『極上の血』と『薄暮薔薇の棘、ヴィト』のコンボ
極上の血は、対戦相手の誰かがライフを失うと
あなたはその分ライフを得ます。
そして、『薄暮薔薇の棘、ヴィト』は、あなたがライフを得ると
対戦相手一人にその分のダメージを与えます。
つまり、誰かにダメージを与えるか自分が回復するかするだけで、
これがループして対戦相手全員のライフを奪い去ります。
このデッキはクリーチャーを横に並べますし、
ライフ回復手段も多いので、きっかけを作るのは簡単です。
なので、今紹介した2枚のパーツをそろえれば勝てるので、
終盤まで除去されないように揃うまで
手札に温存しておくのも良いでしょう。
部族デッキはテーマがあって雰囲気も出しやすいからおすすめ

EDHは相当なガチでもない限り、自分独自の色を出しやすい環境です。
つまり、趣味要素も出しながら楽しむことができます。
僕は漫画だと『ジョジョの奇妙な冒険』が大好きです。
ジョジョだと意志の仮面で吸血鬼が出たりしますよね。
残念ながら映画とかだと吸血鬼作品でパッとしたのがないのですが、
吸血鬼って高貴で気高いけど狂暴。
そして、血に飢えてる感じが最高にクールに感じます。
またバリバリのアグロ好きな僕にとっては、序盤から攻められる
このエドガーマルコフデッキはぴったりです。
1マナの吸血鬼カードは多いですし、ある程度吸血鬼を入れれば
デッキにもなるので初心者にもそろえやすいでしょう。
ぜひ、EDHが盛り上がり始めている今、
初めてのデッキとして作ってみてはいかがでしょうか。