
どーも、RACCOGARDENのグラです。
マジックプレイヤーにとって3か月に1回の楽しみが
プレリリースです。
プレリリースとは、新発売のセットをいち早く楽しめる
お祭り的なイベントで、毎回多くの参加者が集まります。
そんなプレリリースでは、シールド戦と呼ばれる
6パックのカードの中からデッキを構築する
ルールを採用しています。
そこで、今回はプレリリースで勝つための
ちょっとしたコツや心構えを書いていきます。
シールド用のデッキの作り方

プレリリースの場合は、シールドと呼ばれる6パックの
カードの中からデッキを作って遊びます。
なるべくレアを入れること。
除去を確保すること。
基礎となるものは、過去の記事で
すでに紹介してあるので、こちらを参考にしてください
プレリリースでの勝つためにすること

プレリリースは、お店によって勝てば勝つほど
商品が豪華になる事もあります。
僕が良くいくお店は、どんなに勝とうが
一定で2パック追加でもらえる場所なんで
和やかなムードですが、
勝利数によってもらえるパックの数が
違うとなるとみんなガチでやるものです。
それに、せっかくやるなら負けるよりも勝った方が
いいに決まっています。
そこで、デッキの組み方とは別にここからは
シールド戦においての勝つためのちょっとした
コツを紹介していきたいと思います。
コツ1 サイドボードカードも意識しよう

長くマジックをプレイしている人ならば当然のことですが、
デッキを作る際にはサイドボードカードも意識しましょう。
サイドボードカードというのは、初めの1戦では使わない
余りのカードのことです。
シールド戦では6パックのうちの23枚がデッキに組み込まれ
後はサイドボードカードになります。
基本的にシールド戦では3本勝負で
2本先取した人が勝ちになります。
そのため、途中でサイドボードのカードと
デッキを入れ替えることができます。
ここが初心者と中級者の差が出てくるところです。
例えば、相手のデッキが高速デッキで
軽いマナコストのクリーチャーが多かったとします。
それならば2戦目はタフネスの多いクリーチャーを入れたり、
全体除去を増やすと相手の勢いを止めることができます。
他にも強力なエンチャントカードなどは、
初戦では破壊しづらいです。
しかし、よくサイドボードカードの中には
エンチャントだけを破壊できるような
カードもあります。
ただデッキを作るだけではなく、
このカードはこんな状況の時に入れようなど
少しだけでもイメージしながらデッキを組むと
勝率が少し上がります。
コツ2 できるだけライフが0になるまでは諦めない

シールド戦では、運によるところもかなり大きいです。
相手がいきなりレアカードを出して来て、
そのままの勢いで負けたというパターンや
土地が引けなくて事故を起こして負けた
ということも結構あります。
しかし、完全にライフが0になるまでは
投了しないことをお勧めします。
なぜなら、まだ試合はあるからです。
とくに1戦目はなるべく長く対戦するようにしましょう。
それにより、相手のデッキに
何が入っているのかがわかるからです。
シールドデッキは40枚で構成されます。
そして、基本的に土地が17枚。
つまり、相手のデッキは23枚のカードです。
その中でレアカードやキーカードは、
多くても3枚から4枚。
後はコモンとアンコモンです。
どのカードを一番気にしなきゃいけなくて、
どのカードを無視していいかを把握しているだけでも
プレイングに大きく関係します。
それに自分もレアカードで一発逆転するなんてこともあるから
マジックは、面白くもあります。
僕はライフが残り1点で最後にレアカードを引いて
ギリギリ勝ったこともあります。
ライフが1点でも勝ちは勝ちです。
僕もそうでしたが、初心者の人ほど
ライフを削られるのを怖がります。
しかし、なんでもブロックすればいいわけではなく、
あえてライフで受けてクリーチャーを残しておくことも戦略です。
全体強化で一気に勝つこともありますし、
ライフが減るのを恐れないようにしましょう。
コツ3 我慢が大切!除去はなるべく温存!

シールドでもドラフトでも除去カードは、特に大切です。
除去カードがあれば相手のレアカードや切り札も
難なく対処することもできるからです。
なので、なるべく除去カードは温存しましょう。
もちろん、タイミングによっては序盤に使わざるを得ないという
時もあるでしょう。
ですが、決して2マナのコモンなんかに
除去を打つのはお勧めしません。
僕は始めたばかりの時、アグロデッキを使ってどんどんライフを
削るデッキをシールドでも使っていました。
そうすると弱いカードだろうが除去を使って、
場を開けてクリーチャーで殴るのを優先します。
ですが、たいていこの場合強いレアが後から出てきて
除去が無くなり負けるパターンが多くあります。
構築なら、専用に組んでいるので
序盤から除去を使うのも納得できます。
しかし、シールドの場合は特に限られたカードなので、
除去は温存しましょう。
いかにデッキの切り札を有効活用できるかが
勝負の分かれ目につながるので
デッキに除去が何枚あって、いつ使うべきかを考えるのが
中級者の一歩です。
コツ4 余裕があればデッキを二個作ろう

シールド戦の場合は、2色でまとめることがほとんどです。
たまにセットによっては3色にしても
問題ないこともありますが、それは特殊です。
土地事故を抑える観点からもシールド戦では、
2色が基本です。
そうなると3色が残ります。
この時に余裕があれば、もう一つのデッキを
残りのカードで作っておくというのも
おすすめです。
というのも、シールド戦は少ないカードでの戦いであり、
相手の情報もかなり重要です。
2戦目は相手のデッキに対応して
サイドボードのカードを投入することもよくあります。
その時にもう一つのデッキを使えば、
相手の目論見を大きく外すことができます。
特におすすめなのが序盤はどっしりと戦って、
2戦目はスピードの速いアグロで戦う戦法です。
相手は、どっしりと戦うために重いカードを入れていたり、
大ぶりな除去カードを入れていることもあるでしょう。
そこでスピードの速いアグロで攻めれば、
何もさせず勝てることもあります。
もちろん毎回そんなにうまくいくこともありません。
ですが、デッキを2つ持っているかどうかで
選択肢ができることが重要です。
仮に1本目か2本目負けたとしても、
相手はどちらを対策していいかわからなくなりますし、
プレイングを迷わせることもできます。
相手に合わせて戦えるようになりましょう。
シールド戦は奥が深い!どんどんやり込もう

プレリリースは、お祭り的イベントです。
始めて使うカードばかりですので、
ミスも多く出ることもあります。
なので、楽しむのが一番です。
ですが、勝った方が楽しいに決まっています。
どんなこともある程度強さがないと
本当に楽しむことはできないでしょう。
またカードプールによってもデッキの作り方が
変わったり、引きによる部分も多いですが
それもシールド戦の醍醐味です。
ぜひ初心者こそシールド戦をたくさんやって
マジックの基礎力をつけてみてはいかがでしょうか?