【MTG初心者】EDH(統率者戦)が熱い!EDHの始め方

どーも、RACCOGARDENのグラです。
マジック・ザ・ギャザリングは、
様々なルールで遊べる非常に人気のカードゲームです。
その中で、今特に盛り上がりを見せているのが、
EDHや統率者と呼ばれる特殊な遊びです。

しかし、最近始めたMTG初心者には、
どういうものかなかなかわからない。


少し始めるのに抵抗がるという人もいると思います。
実際僕もそうでした。
そこで、今回は、統率者戦とは、
どういうものなのかについてと実際初心者が始めるには、
どういう手順で始めるのがいいのか
紹介していきたいと思います。

EDH(統率者戦)とは

まずは、統率者戦とは、なんなのか説明していきましょう。
統率者戦とは、EDHとも呼ばれ、
エルダー・ドラゴン・ハイランダー
(Elder Dragon Highlander/EDH)の略称です。

普段のマジック・ザ・ギャザリングでは、
1対1の対戦であるのに対して
EDHでは、主に4人対戦で行うのが基本です。


普段のライフが20点なのに対して
40点で始まるのも違うところで、
統率者によって21点受けると負けになるというのも
変わっている部分です。
ごちゃごちゃ書きましたが、簡単に言えば、
カードゲーム版の
大乱闘スマッシュブラザーズのような感じであり、
大勢でワイワイ遊ぶボードゲームにも近いような感覚の
パーティーゲームです。


もちろんデッキによっては、
数ターンで終わるガチデッキもありますが、
テーマ性を追求したファンデッキも多く、
普段のスタンダードやモダンよりも
自分の趣味を出せるゲームとなっています。
では、簡単にルールを紹介していきましょう。

ルールその1 統率者というデッキのリーダーを決める

EDHで一番の特徴が、統率者と呼ばれる
デッキのリーダーがいることです。

EDHでは、統率者領域と呼ばれるゾーンがあります。
そこに、伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーを
選んでおくことができます。


これが、あなたの分身のようなものです。
統率者は、いつでもマナを支払うことで
出すことができる第2の手札のような
感覚で使います。
そして、基本的に統率者をメインとして、
それに合うデッキを構成している
まさにデッキの顔となるカードです。


統率者が場に出てから倒されると、
もう一度出すためには、2マナ重くなるルールもありますが、
まずはデッキのリーダーがいるということを覚えましょう。

ルールその2 同じカードはデッキに入れられないハイランダールール

普通のマジックのデッキには、
同じカードを4枚まで入れることができます。
しかし、統率者デッキは、1枚の統率者と
99枚のデッキで構成されていて、
基本土地カード以外は、全て違うカードを
使わなければなりません。


このデッキに1枚しか同じカードを入れられないルールを
ハイランダールールと言います。
99枚のデッキのすべてが違うカードなため、
よりデッキの構成なども自由度が広がります。
そして、マジックにおいて統率者が
もっとも広いカードプールであり、
過去に発売されたほとんどのカードを使えるのも醍醐味です。
高いカードも4枚集めるのは大変ですが、
1枚だけそろえればいいので、そこも魅力の一つです。

ルールその3 統率者の固有色のみ入れられる

EDHでの決まりは、もう一つあります。
それが固有色という概念です。
マジックのカードにはマナコストがあり、
それぞれにどのマナを支払うかが書いてあります。
僕はエドガーマルコフというカードを使用しています。
このエドガーマルコフの場合は、黒と赤、白の
マナシンボルが描かれています。


固有色とは、その統率者に描かれたマナシンボルの
色しかデッキに入れられないというルールです。

なので、基本的に3色以上の統率者にすることが多く、
強いとされています。
ちなみに、このカードのように、
テキスト欄に描かれたマナシンボルのカードも
固有色として含まれるので、
ケンリスの場合は、色は白でも5色の色全てを
使ったデッキを作ることができます。

EDHの始め方

ここまでは、EDHの簡単なルールについて紹介しました。
詳しく書くともっと専門的なこともあるのですが、
初めは今まで紹介したことを覚えておけば
特に問題ありません。
では、初心者がEDHをはじめようと思った時、
どのように始めるのがいいのでしょうか?
ここからは、EDHの始め方について紹介していきます。

まずは統率者デッキを買ってみよう

EDHを始めるのに、特におすすめなのが
統率者デッキです。

初心者がいきなり一からカードを集めて
デッキを作るのは、なかなかハードルが
高い部分があります。
統率者デッキとは、4000円で買ったら
そのまま遊ぶことができる

統率者用のデッキのことです。


それぞれにテーマがあり、ある程度の
統率者を始めるのに適したカードが入っているので、
感覚をつかむのにも最適です。
デッキの強さ的には10段階で3~4レベルですが、
始めるのにはちょうどいいです。

毎年4種類ずつくらいで発売されているので
新作の中から自分の好きな色や
統率者を選んでみるのが良いでしょう。
ちなみに僕は、始めたときは全く知らなかったのですが、
一緒にやっている人たちがお勧めしてくれて
2018年の「適応エンチャント」という商品が
初めての統率者デッキとして買っています。


しかし、元々赤大好き人間で攻めるのが好きなので、
自分の好きな色あたりは押さえておくのがおすすめです。
2020年は、特に公式でも統率者を推していて、
海外人気だったものがだんだん日本でも
人気になり始めているので、今から始めるのにも
時期的には最適です。

好きな統率者を見つけよう

先ほどEDHは、カードゲーム版の
大乱闘スマッシュブラザーズだと紹介しました。
もちろん勝ちをどん欲に目指すのも面白さの醍醐味です。
しかし、海外などでは特にパーティーゲームの要素が強く、
いかにド派手なコンボを見せるか、
普段できない強力カードを叩きつけるのかという
自分の個性を主張するような場にもなっています。
だからこそ、普段のスタンダードでは勝利を目指していても
EDHの場合は、自分の好きなカードを
なるべく使うのがおすすめです。


とくに統率者カードは、自分の分身となるカードで
常に表にして見せているカードなので、
やっていて楽しめるものを選びましょう。
統率者にできるカードは、数え切れないほどあります。
その中から生涯の相棒とも呼べるのを探すのも
統率者を始める醍醐味です。

スタンダードで使っていて、楽しかったとかでもいいですし、
イラストで決めるのもいいでしょう。


僕はジョジョの奇妙な冒険が好きで、
吸血鬼という部族に惹かれたのもあって、
吸血鬼をたくさん使えるエドガー・マルコフにしています。
殴って勝つのか、コンボで勝ちたいのかなど
自分の性格で選ぶのも良いでしょう。
僕は一番はゴブリンが好きなので、
そのうち、『群衆の親分、クレンコ』を使ったデッキを構築中です。

徐々にデッキを完成させていこう

EDHでは、100枚の全て好きなカードを
組み合わせることができます。
なので、徐々にデッキを完成させていくのも楽しみの一つでしょう。
初心者の方であればあるほど、カードプールが少なく初めのうちは
なかなか思うようなデッキが作れないかもしれません。
EDHのデッキでは、一応の目安として10段階のレベルがあります。
3か4が統率者デッキで7,8あたりは、
コンボも搭載したそこそこ強いデッキ。
9,10にもなればいきなり即死もあり得る
凶悪なガチデッキという印象です。


しかし、初心者はいきなり上を目指さなくても大丈夫です。
もちろん上を目指したい方は目指しても良いですが、
カードを集めていくのもカードゲームの醍醐味です。
まずは統率者デッキを買って、楽しさを味わってみる。
そのうえで、自分はどんなデッキがあっていて、
どの統率者でデッキを組みたいのか決める。
後は、自分の持っているカードで
ひとまずデッキを完成させてみながら、
徐々に強化していくのが良いでしょう。

だんだん強くしていくのも成長が見れますし、
面白いと思います。


ただ、あまりにもレベルが違う人と戦うと、
ついて行けなかったり、
なにもできないで終わってしまうこともあります。
なので、初めのうちは同じレベル帯の
仲間内で遊ぶのがおすすめです。

2020年は、統率者の年!始めるなら今がおすすめ

今回は、マジックのEDHについて紹介しました。
EDHは、みんなでわいわい遊ぶのに最適な遊び方です。
カードプールが広いので、初めのうちは
知らないカードに遭遇することも多いです。
なので、そのたび困惑することもありますが、
たいていは質問すれば教えてくれます。
もし、邪険にされたなら、その人がただただ嫌な奴なので、
離れましょう。


カードゲームは楽しむのが一番です。
一緒に楽しめる仲間とワイワイ遊びながら
輪を広げていくのがおすすめです。

今後公式も、統率者用の商品を販売していくのが
決定しているので、
ぜひこれを機に初めてみてはいかがでしょうか?

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