
どーも、RACCOGARDENのグラです。
最近マジック・ザ・ギャザリング関連の
記事の伸びが良いので、
せっかく読んでくれる人が増えているならと
今回もマジックに関して書いていきたいと思います。
マジックには、様々な遊び方がありますが、
その中でも特にマジックだからこそできる
遊びなのがドラフトです。
ドラフトというのは、8人で遊ぶゲームで
15枚入りのパックを開けて1枚選んだら隣の人に渡していき、
その場で即興のデッキを作って対戦していくというルールです。
今までに様々なカードゲームを遊んできましたが、
ただ対戦するだけじゃなく、
その場の引きや選択でデッキを作っていくというのが
かなり面白く僕はハマっています。
しかし、初心者だとドラフトって難しそうだし、
なんだかハードルが高そうと思う人もいると思います。
そこで今回は初心者に向けてやり方やちょっとした
コツを紹介していきたいと思います。
ちなみに僕のレベルは、
10段階でいったら5か6あたりだと思います。
ですが、ドラフトの場合は優勝できちゃうこともあるので、
初心者の方でも何度かは優勝できるようになれるはずです。
マジックのドラフトのやり方

今回は、初心者向けの記事ですので、
ドラフトのルールを1から紹介していきます。
ドラフトの最大参加人数は、8人です。
そのお店の集まりによって5,6人でしか
できないこともあります。
ですが、5人以上いればなんとかドラフトはできる印象です。
ドラフトは、マジックのブースターパックを3つ使用します。
初めに1つのパックを開けたら土地とトークンを抜いて
そこからカードを1枚選びます。
選び終わったら左隣の人に渡しましょう。
これをカードが無くなるまで繰り返すだけです。
1パック目が終わったら2パック目に入ります。
ここで注意するのが、2パック目だけ右隣の人に渡します。
ドラフトは、基本テーブルを囲んで円になって
カードをピックしていきます。
そのため、常に左隣の人に渡していると優劣が付きすぎたり
左隣の人の選んでいるカードを予想できません。
そのため2パック目だけ半時計周り、
他が時計回りでカードを渡していく流れになっています。
カードを選んだら後は土地カードを
だいたい17枚ほど入れてデッキの完成です。
ドラフトの場合は40枚デッキなので、
使うカードは23枚あればいいということになります。
そのため、使わないカードやサイドボード用のカードも
出てくるというわけです。
ドラフトのコツとは?

ここまでマジックにおけるドラフトの
やり方について軽く紹介しました。
僕も初めは全く分からず、
どうしたらいいのかって感じでしたが
なんやかんやできたので、
きっと誰でもできます。
今はマジックアリーナもあるので、
そこで感覚を掴んでから
実際にプレイするのも良いかもしれません。
では、ドラフトにおけるコツは何かあるのでしょうか?
まず初心者に向けての基本的なコツを
紹介していくので覚えておきましょう。
ドラフトのコツその1 まずはレアを確保しておこう

まず、ドラフトで一番の肝は、レアカードです。
基本的にマジックのパックでは、
1パックに1枚しかレアカードが入っていません。
フォイルと呼ばれる光っている
カードが入っている場合は、
それがレアの場合のみ1パックに
2枚入っていることがあります。
しかし、レアカードは貴重です。
ドラフトでは、デッキ枚数も40枚と少ないです。
そして、普通のノーマルカードを
たくさん使わなければならないことからも
レアカードは最強の切り札となります。
良いレアカードを引けばそれだけで勝てるときもあるでしょう。
また基本的にドラフトは、選んだカードは自分のものになります。
そこでレアカードを選んでおけば負けても
良いカードは手に入れられるので、
今後に活かせます。
なので、よっぽど他のカードが強くない限りは
レアカードを取りましょう。
僕の場合、自分で言うのもなんですが、
運が非常に良いです。
昔から欲しいと思ったものをなぜか引き当てます。
キャラクターにするとパラメーターで
運のゲージだけ異常に高い感じでしょうか。
初心者でも勝てるのは、レアによるところが大きいです。
だからこそ、最初のうちは1ピック目は、
レアカードを取るように心がけましょう。
ドラフトのコツその2 色は2色に絞ろう

ドラフトでは、その人のデッキの構成力が
試されるゲーム性となっています。
そして、マジック・ザ・ギャザリングの醍醐味として
それぞれの色を出すには、
土地カードが必要になるわけです。
赤マナを出したいなら、山。
青マナを出したいなら、島のように
特定のコストが必要になります。
そのため、なんでもかんでも強いカードを
入れればいいわけではありません。
特にドラフトでは、限られたカードの中で
自分で考えてデッキを組み立てる必要があります。
そのため、初心者であればあるほど基本に忠実な
2色に絞ってデッキを作りましょう。
例えば1パック目に緑の強いレアカードを取ったとします。
そうしたら、1パック目の流れでは、
緑のカードばかりを取ります。
そうすることで隣の人は、
緑のカードがあまり回ってこないことになります。
そうすることで自分が使っている色を主張すれば、
2パック目は逆に相手は緑をやっていないわけですから
緑のカードを取りやすくなるわけです。
そして2パック目の最初でもレアカードを取ります。
それが仮に赤だったとしましょう。
そうしたら2パック目と3パック目では、
赤と緑のカードを取れば2色に絞られて
デッキも作りやすくなります。
3パック目の初めもレアを取ったほうが良いですが、
そこから色が変わると、
他の人とやっている色がかぶる場合もあるので
基本的に1パック目と2パック目のレアを基準に考えましょう。
しかし、これはあくまで初心者に向けてのアドバイスです。
上級者になればなるほど、
よりもっと考えてカードを選んでいます。
その辺の知識はまた、違う記事で紹介していきます。
なので、初めのうちはレアを取ることと、
2色に絞ることを覚えましょう。
ドラフトのコツその3 除去カードは強いと覚えておこう

ドラフトにおいてもっとも重要なのは、
除去カードがあるかどうかです。
ボムレアと呼ばれる1枚で勝負に勝てるような
カードも重要ではあります。
しかし、そんなカードも除去カードの前には
無意味になる事もあります。
それだけ、除去カードは重要です。
カードゲーム全てに言えることですが、
カードゲームは基本的に1対1交換を
繰り返していくゲームです。
その中でプレイングや強力カードで
アドバンテージ差をつけていきます。
そこで重要になってくるのが除去カードです。
除去カードは、典型的な1対1が成立するカードです。
仮に相手に最強のクリーチャーが出たとしても
除去カードを持っていれば怖くはありません。
その1枚で対処してしまえば無効化できます。
特にドラフトの場合は、クリーチャーを出し合って
地道にアドバンテージを稼いでいくゲーム展開になります。
だからこそ、強いクリーチャーを瞬殺できる除去カードを
必ず2枚から3枚は取れるようにしておきましょう。
また、クリーチャーの能力で相手のカードを破壊できる
ものがあればそれはアドバンテージを生んでくれるものなので
積極的にとるようにしましょう。
ドラフトのコツその4 マナカーブを考えよう

最後のコツは、マナカーブを意識することです。
ドラフトの場合、そのパックにもよりますが基本的には
順当にカードを出していくミッドレンジと呼ばれる
戦い方が基本になります。
たまに小型クリーチャーに良いものがたくさんあって、
環境的にアグロでも勝てる場合もありますが、
構築戦とシールド戦では、
かなり戦い方にも違いがあります。
そこで、気にするのがマナカーブです。
マナカーブというのは、どのマナ域が
どれほど入っているかという
基準になるものです。
2マナのカードが多めに入っており、
次に3マナ、4マナのカードとなっていれば
対戦の時も順当にマナを効率よく使って
展開することができます。
逆に強いカードをたくさん使おうとして
5マナのカードをたくさん入れていれば
5マナになるまで殴られ放題で
そのまま負けることだってあります。
1マナのカードは、基本的にあまりにも
弱いカードが多いので
後から引いた時に役に立ちません。
なので、2マナのカードを6枚、3マナ5枚、
4マナ3枚、5マナ2枚など
マナの小さいものほど多めに入れておくことで
序盤から安定して動き出せるようにしましょう。
これを意識するだけでも仮に相手が、
土地が無くて動けないときなどに
ただクリーチャーを出して攻撃しているだけで
勝てることもあります。
ドラフトは、戦略性も高く技術もアップできるおすすめの遊び

今回は、初心者に向けたマジックの
ドラフトのやり方について紹介しました。
ドラフトは、やればやるだけ学びがあります。
普段使わないカードの強さに気づけたり、
新たなコンボを知る事にも繋がります。
また、ある意味では、ドラフトやシールドと
呼ばれるリミテッド戦は、
初心者にも勝つ可能性が高くなる方式だと思っています。
もちろん上級者の方がテクニックで
強いデッキを作りやすいのですが、
それでもレアに依存することも多いので、
ボムレアで倒せることだってあります。
自分の隣の人は、どの色をやっているかや
自分のパックから何を選ぶのかを予想しながら
上手く周りと協調しあって戦うゲームなので
対戦だけでなく構築も楽しみたい人におすすめです。
またドラフトをやることで様々なカードに触れられますし、
構築戦でも役立つ構築テクニックが培われていくので、
ぜひ遊んでみてください。