
どーも、RACCOGARDENのグラです。
夏に入るとクーラーの効いた部屋で映画を見るのが
日課になっています。
今日は、そんな映画好きの僕が映画にハマる
きっかけとなった作品を紹介します。
それが『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』
当時テレビの金曜ロードショーで
放映していたのをたまたま見て、
衝撃を受けました。
昔の作品ではありますが、かなり有名かつ色あせない
名作映画なので紹介していきたいと思います。
『インディ・ジョーンズ魔宮の伝説』ってどんな映画
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は、
1984年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督の映画です。
スティーブン・スピルバーグと言えば「E.T」や
「ジュラシックパーク」「ジョーズ」なんかを
手掛けた有名な監督です。
インディ・ジョーンズシリーズの2作目に当たりますが、
1作目よりも前の時系列なため、
こちらから見ても全く違和感がないのも特徴です。
あらすじは、考古学者のインディがマフィアとの
取引に失敗してなんとか逃げるところから始まります。
しかし、慌てて乗り込んだ飛行機は、
なんと敵グループの会社の飛行機。
まんまと罠にはまり、墜落させられそうになります。
ギリギリで助かったものの、墜落した先はインドで
子供とサンカラストーンと呼ばれる秘宝を盗まれて
困っている場所でした。
救世主だと言われて、助けざるを得なくなったインディは、
パンコット宮殿へと向かい
子供を助けに調査に行くという話です。
『インディージョーンズ魔宮の伝説』のネタバレなしの感想

インディ・ジョーンズ自体は知っているけど、
作品自体は古いのでまだ見たことないという人も
中にはいるでしょう。
そこでまずは、ネタバレをしない程度に
個人的な感想も含めて
紹介していきたいと思います。
後半からは、ネタバレも含んだ紹介になるので、
ネタバレをしたくないよという人は、
途中で他のページを読んでみてください。
とにかくハラハラワクワクな展開の目白押し

インディ・ジョーンズシリーズは、
とにかくハラハラする展開の目白押しです。
まさにアクション映画の王道であり、
礎を気づいた作品と言っても良いでしょう。
奇妙な虫や神殿の謎の仕掛け、マフィアや盗賊など
とにかくインディは常にピンチになっていきます。
魔宮の伝説では、危ない思想を持った
宗教団体が敵となります。
そこのヤバい儀式や呪いなども相手にするので、
まさにゲームや漫画を見ているようです。
というか、インディ・ジョーンズシリーズが
そもそも多くのゲームや漫画に
多大な影響を与えていることでしょう。
だからこそ、ゲーム好きやバトル漫画好きは、
盛り上がること間違いなしです。
とにかくジェットコースターのような作品で、
ピンチを乗り切ったらまたすぐピンチがありという連続で
駆け抜けるように物語が進んでいきます。
映画の面白さに気づいた作品

僕は、この『インディージョーンズ魔宮の伝説』を
きっかけに映画にどっぷりハマりました。
当時見たのは、小学生3年か4年だったと思います。
金曜ロードショーでやっていて、
当時10時までには寝ないといけなかったのですが
親に頼み込んで見せてもらいました。
とにかく初めて見たときは、衝撃の一言。
魔宮の伝説では、ショッキングな映像もあるので、
公開当時はPG-13制定だったそうです。
しかし、元々スピルバーグは、
子供に楽しんでもらうために作ったので、
親と同伴なら見ても良いという設定にして、
初めてPG-13制定という決まりが
できたという逸話もあります。

小学生の当時の僕は、映画と言えばポケモンとかの
アニメくらいしか見ていませんでした。
そこでダークながらも冒険心をくすぐる壮大な
展開に心が躍ったのを覚えています。
何か作品を見て、この後どうなるのと
手に汗を握ってみた作品は
魔宮の伝説が初めてです。
それほど、僕の中では衝撃で、
世の中にこんな面白いものがあって
作れる人がいるのかよと感銘を受けました。
それからしばらく、家の縄跳びを鞭みたいにして
インディごっこをしたのを覚えています。
今思えばですが、映画をハマる作品としては
少しハードではありますが
ショック療法的な感じで、インディシリーズだったのは
ラッキーだったかもしれません。
子供の時に見ていなければ、
ここまで映画にもハマっていなかった
可能性も十分にあり得ます。
シナリオライターとしてみた『インディージョーンズ魔宮の伝説』

ここまでは、ネタバレなしでの
『インディージョーンズ魔宮の伝説』の
感想を紹介してきました。
では、ここからは、
シナリオライターとして見た感想や
すごいところを紹介していきたいと思います。
他のシリーズに比べるとグロ描写多め

『インディージョーンズ魔宮の伝説』では、
グロ描写がけっこうあります。
そのグロ描写の角度も多岐に渡り、食事シーンでの
猿の脳みそや得体のしれない大量の虫。
他にも悪の組織マハラジャの儀式中の心臓抜き取りなど
かなりショッキングです。
なので、虫嫌いや内臓系が苦手な人は、
ビックリする人も多いでしょう。
実際僕も初めて見たときは、目を隠しました。
まぁ、定番の指の隙間からは
見てるパターンなんですけどね。
グロ描写というのは、かなり人を選ぶし、
観客を遠ざけてしまう
危険な賭けでもあります。
たまにB級ホラー映画なんかだとグロくしとけば
こわいだろと勘違いしていることもあります。
ですが、インディ・ジョーンズでは世界観を表す
良いアクセントになっています。

グロもある人から見たら、目をそむけたくなる光景でも
やっている本人たちからしたら日常の場合もあります。
実際、インディ・ジョーンズでは虫を食べたり、
サルの脳みそを食べているシーンも
宮殿側は、当たり前のように出しています。
つまり、それが日常なわけです。
この自分たちとは、かけ離れた日常があり、
それが奇妙であるということをわかってもらうためにも
グロ描写が必要な時があります。
日本人だって、焼肉とか食べるわけですが、
牛からしたら相当なグロ描写ですよね。
そんな相いれないものだと認識させるのにも
違う文化の人間だと簡単にわからせるためにも
インディジョーンズでは効果的に使用しています。
飽きさせない常にピンチを畳みかける演出がグッド

『インディージョーンズ魔宮の伝説』では、
序盤からラストまでとにかくスピード感のある展開です。
この序盤からいきなり、物語で何か起きていて
始まるというのは、昔は邪道の始まり方だったそうです。
しかし、今じゃそれが基本であり、映画でも漫画でも
何かわからんけど、ピンチになって始まっているというのは
やらなきゃ損な手法です。
よく初心者の場合「俺の名前は、○○」で
始まるシナリオを書く人がいます。
しかし、これってシナリオライターから
したらめちゃくちゃダサいです。
いや、それを物語で見せなさいよと。
とにかく序盤は視聴者の気をこちらに向ける。
なんかすごいぞと思わせるかどうかが
見てもらえるかどうかにつながります。
「俺の名前はインディ・ジョーンズ!考古学者をやってる」
なんて視聴者に自分で言うインディ・ジョーンズなんか
つまんないですよね。
とにかく序盤は走らせるか、ピンチにさせとく。
これだけで作品の出来がだいぶ違ってきます。
名前なんて、誰かに呼ばせればいいんです。
ナレーションじゃなくて、
会話でその人の人となりを見せていきましょう。
やっぱりスピルバーグは、最高すぎる

今回は、僕が映画好きになったきっかけの
『インディージョーンズ魔宮の伝説』について
紹介しました。
やはり、スピルバーグ作品は、最高です。
映画の神様と言っても過言ではないでしょう。
スピルバーグがかかわった作品で大外れというのも、
めったにありません。
バーグとつく名のものは、たいてい最高です。
チーズハンバーグもスピルバーグに
負けず劣らず最高ですよね。
異論は認めません(笑)
インディ・ジョーンズは、
映画史にも残る不急の名作です。
2020年の段階でインディシリーズの第5作目が
作られるという噂もあるので、
これを機に新作が公開するまでに
今までのシリーズを見ておくのも
良いのではないでしょうか。