
いきなりですが、あなたはテレビをよく見ますか?
どーも、RACCOGARDENのグラです。
僕は、以前はテレビ大好き人間でしたが、
ここ数年でめっきり見なくなりました。
というのも、テレビがつまらなすぎる。
気になっている映画やドラマを録画して
1.25倍で見るくらいがベストで、
基本今はニュースくらい見ません。
中には、テレビすらもう持たないという人もいるでしょう。
そこで、今回はテレビがなぜもうオワコンなのかについて
書いていきたいと思います。
また、なぜつまらなくなったのか。
逆にどうしたら面白くなるのかについても
述べていきたいと思います。
テレビは無くならない!!でもオワコンではある

結論から言うと、テレビは今後も
なくなることはないでしょう。
一応テレビによってメディアは動いていますし、
一番手軽に見られるコンテンツです。
ですが、ひと昔前のようにテレビ一強の時代は、
もう来ることはないでしょう。
その最たる理由が、YouTubeなどの
動画を自由に見れる媒体が増えたことです。
今や、日本人のほとんどがスマホを持っていて、
自由にいつでも動画を見ることができます。
YouTubeに限らずネットフリックスなどの
番組も増えてきました。
明らかにそのほうが面白い作品があり、
自分の好みにあった作品を見ることができます。
僕は、毎日YouTubeでは、「東海オンエア」を見ています。
東海オンエアは、愛知県で活躍する6人組YouTuberであり、
YouTuberの中でもトップクラスを誇るクリエイター集団です。
まぁ、時には過度な下ネタなどもありますが、
オリジナリティのある企画が多く、
毎日一つのエンタメとしてみています。
2010年以降くらいから格段に
コンテンツの多様性が増えています。
皆がみんな同じものを見るのではなく、
自分の好きなものを選んで取捨選択する時代です。
飲食店でも専門店が増えましたが、
それと同じ現象と言っても良いでしょう。
この流れは、今後強くなるでしょう。
テレビは、いわばフードコートのような状態です。
まずくはないけど、そこそこのものがたくさん並んでいる状態。
まだフードコートの方が美味しいものがあるイメージですが、
テレビは種類が多いだけで、まずいものしか
並んでいないような状態です。
なので、今後も革新的な変化を起こさない限りは、
高確率でずるずるとダメな状態が続きながら
視聴率なども減っていくでしょう。
テレビは、なぜ面白くないのか

テレビがオワコンかしているということについて
説明しましたが、具体的になぜつまらないのでしょう。
それには、いくつかの理由があります。
僕はテレビ業界の人ではないですが、
だいたいの構造や仕組みはわかっています。
変えようと思えば変えられる部分もあると思いますが、
それでもおそらくはこのまま変わらず
終わっていくことでしょう。
テレビが面白くない理由①規制が増えたから

今、世の中は、何かあればすぐに炎上します。
ネットによって、少数派意見も
目に入りやすくなったのも大きいでしょう。
テレビでは、特にこの規制が強くなっています。
ドラマなどで犯人が車で逃走するときでさえ、
しっかりとシートベルトをしています。(笑)
その前に事件がダメだし、フィクションなんだから
そこは良いだろうと思いますが、
それでも苦情が来ることもあるようです。
今、テレビはとにかく苦情が一つでも来ないように
することにしか力を入れていません。
親の顔色を窺っている子供のようなものです。
誰にも注意されない、誰にも嫌われない作品を
作ろうとするなんて不可能でしょう。
誰にも嫌われないというのは、
誰にも好かれないというのと同じです。
作品を作る時には、基本的に
ペルソナというターゲットを決めます。
ペルソナとは、仮想の人間というか、
どういう人物に見てほしいかなどの創造での人間像です。
テレビは、今これを完全に無視して
苦情が来ないことを目的としています。
そうなれば、当然面白い作品なんて
できるはずありません。
たしかに多くの人を不快にしたりする作品は、
ダメです。
しかし、信念を持ったうえで面白いと思える作品を
撮らない限りは、誰も共感も感動もしません。
テレビが面白くない理由②スポンサーが少なくてお金がないから

今テレビ業界は、お金が全くないと言われています。
テレビは、スポンサーによって成り立っています。
スポンサーは、自社のCMを流してもらう代わりに
資金をテレビ側に渡すというやり方をしています。
そこでまた問題になってくるのが、炎上や批判です。
これは僕の意見ですが、日本人とネットの相性は
最悪だと思っています。
建前だけいい顔する日本人が多いため、
裏の顔を出しやすいネットでは、
闇の部分が出やすくなります。
そうすることで、ネットでのいじめや
過度な誹謗中傷なども実際に出ていますよね。

この結果テレビでもすぐに批判が出て、
スポンサーはお金を出さなくなる。
そうすると、テレビはお金がないから
クイズ番組ばっかりやるようになります。
そりゃ面白いものなんて作れるはずがありません。
お金がないとコントも良いドラマも作れません。
芸人でも大物と呼ばれる芸人はギャラが高く、
なかなか雇えなくなっていると言われています。
そのため、3流のタレントをたくさん集めて
動画を見てコメントするだけのテレビ番組など
ばっかりやるようになります。
今のテレビは、同じことの繰り返しです。
元テレビ好きにとっては、かなりショックで悲しい事実です。
テレビが面白くない理由③企画が弱いから

最後のテレビが面白くない理由は、
企画が弱いことです。
はっきり言って、今のテレビ制作者のほとんどは、
一から企画を考えようという気概が感じられません。
ただ昔人気の出たお金のかからない規格の繰り返しです。
不況な時ほどクイズ番組が増えるという流れがあります。
クイズ番組は問題を考えるくらいですし、
セットも同じものでいいので、
あまりお金はかかりません。
後はYouTubeの面白動画を流して、
3流タレントがリアクションするばっかりの動画。
そんな動画意味あります?
じゃあYouTubeで直接自分で見るわ!って
話しじゃないですか!!
今、ネットやYouTuberの方がよっぽど
面白い企画を考えて実行しています。
とにかく、今のテレビは企画が弱い。
お金がなくても面白いものは、作れます。
まじで、もし携われるなら
テレビコンサルタントのような形で
番組作りや企画作りを手伝いたいし、
口出したいので、テレビ関係者がこのブログを見ていたら
ぜひコメント欄で仕事を依頼してほしいです。
どうしたらテレビは、面白くなるのか?

ここまでは、テレビについて面白くない理由を
ボロクソに紹介してきました。
はっきり言って、今回自分でも
文が荒れてるなと思います。
でも、昔はテレビが好きで良く見ていた分、
今の悲惨な状態に腹が立っているからだと思います。
では、テレビはどうしたら面白くなるのでしょうか?
個人的な意見ですが、
テレビが面白くなる方向性について考えたので、
紹介していきます。
テレビを面白くする方法①もっと専門性のある番組作りをする

まず、テレビも専門性をもって番組を作ることが重要です。
今のほとんどのテレビは、批判されないように
薄い内容しか放送しません。
バラエティで攻めてる番組は、
「水曜日のダウンタウン」と「世界の果てまで行ってQ」
くらいでしょう。
ドラマでも今は、人気の取りやすい医療ものと
刑事ものばっかりです。
そして、それをジャニーズや石原さとみあたりがやれば
そこそこ視聴率を取れるという安易な考え。
これがマジで良くないと思っています。
例えばですが、ホラーに全振りしたドラマや
普段はあまり目立たない職業をメインにしたドラマを作っても
シナリオがしっかりしていれば面白くなるはずです。
もちろんジャニーズで演技力がある人もいるので、
一概には言えませんが、それでもゴリ押し感を出さずに
もう少し冒険したキャスティングもしないと
成功するものもしないでしょう。
それと実写化の映画とかで橋本環奈と
山崎賢人使っとけばいいみたいな
流れやめません?
人気なのは、わかりますけど、どんだけ出すんだよって思ってます。
テレビを面白くする方法②真実を流す

今のテレビは、信用できないものが多いです。
ニュースやワイドショー番組でも利権や
なんやらが絡んで事実を報道しなかったり、
情報を極端に操作して報道しています。
そんなことをしていれば、テレビを見なくなる人が
出てくるのも当然です。
今や、テレビのニュースを見るよりも、
ネットでしっかり自分で調べたほうが
正確な情報が得られます。
テレビの意味は、本当に何もない時の
流し見用の物体でしかありません。
Twitterなんかもあるこの時代に、
嘘は隠し通せなくなりました。
だからこそ、今不倫問題や文書の改ざん、
番組の裏側なども全てバレて炎上します。
これからは、全てをオープンにするしかありません。
かっこつけてても始まらない。
そういう点では、先ほどあげた
「水曜日のダウンタウン」や「イッテQ」は、
まだ真実を流しています。
ダメな部分や闇のえぐい部分も見せることで
信頼して見てもらえています。
その分批判も炎上も起きることはありますが、
なるべく真実を見せようとしている点があるからこそ
人気番組になっているのでしょう。
テレビを面白くする方法その③人を減らす

テレビで一番不満に思うことは、
無駄な出演者が多いことです。
良く番組で2流、3流のタレントが集まって、
動画を見る番組があります。
ああいう番組は、僕は大嫌いです。
何が面白いのかわかりません。
好きな人には、悪いですが、僕は大嫌いです。
先ほど紹介したようにテレビは、
お金がとにかくありません。
昔に比べて賞金が出る番組は、
めっきり無くなりました。
お金がないとどうなるかというと、
高いギャラの人は呼べないということです。
そこで仕方なくパッとしないタレントばかりを呼ぶようになります。
しかし、雑魚の寄せ集めをしても結局は、つまらないだけです。
それならば少数精鋭で、できるメンバーを
確実に入れたほうが確実に面白くなるでしょう。
特にIPPONグランプリやすべらない話などで出てくる
観覧ゲストの意味がわかりません。
勝手にテレビで見てろよと思います。
フジテレビは、特にこの手の無駄なキャスティングが多く、
内輪で盛り上がっているところが寒いので、
オワコン化が激しいと感じています。
これからのテレビはラジオと一緒!!見る人は減っていく可能性大

今回は、日ごろ思っているテレビへの不満を
愚痴のように語ってしまいました。
ここまで読んでくれた人は、本当にありがとうございます。
ですが、僕はテレビが大好きでした。
小さいころに見た「ウッチャンナンチャンのウリナリ」や
「笑う犬の生活」、「リンカーン」、などなど
バカなことを真剣にやっていたころのテレビは、
面白かったと思っています。
だからこそ、今のテレビには変わってほしいと思っています。
テレビは、もうラジオと同じで無くなりはしないが、
人気は出ない存在になるでしょう。
テレビは、今後薄い内容で、見たら暇はつぶせるくらいの
存在になる可能性が高いので、
そのうちテレビに貢献できるようなテレビ関係の仕事も
できたらいいなと思っています。