フリーランスの一日ってどうなの?シナリオライターの日常を紹介してみた。

私は、フリーランスのシナリオライターとして、約3年近く活動しています。
元々は、漫画家を目指していたのがきっかけで、母親の看病などの理由もあり、

家でできる仕事を探していたのがきっかけでした。
今では、なんとかですがシナリオライターとして

普通のサラリーマンくらいの稼ぎを持てるようになっています。


しかし、中々フリーランス、特にシナリオライターの仕事内容や

仕事の仕方は理解されていないでしょう。
そこで、今回はシナリオライターの仕事内容や1日のスケジュールについて紹介していきます。

フリーランスシナリオライターの仕事内容

そもそもフリーランスって何?っていう人もいるでしょう。
フリーランスというのは、会社に所属せず自分で仕事を契約してお金を稼ぐ人たちのことです。
海外ではすでに一般的ではあるものの、日本ではまだフリーターと混同されている方もいます。
シナリオライターやエンジニアなどプロフェッショナルな技能を使った

自営業者という認識が一番近いでしょう。
そんな中で私は、シナリオライターをやっているわけですが、どんなことをやるのでしょうか。
シナリオライターの仕事は、その名の通り物語を作る事。


今ではコンテンツも多くなっているので、様々なものを書きます。
その中でも一番多いのがYouTubeでの漫画動画です。
スカッとする話や面白い話などの台本を作ることもありますし、

企業のCMやネットコンテンツのオリジナル小説のようなものを書くときもあります。

私の場合は、一応絵も描けるのでネームまで書いて納品したり、

漫画として完成させて納品することもあります。
もし、一緒に仕事をしたいという方は、こちらにご連絡ください

フリーランスの仕事の日のスケジュール

さぁ、ここまではフリーランスのシナリオライターが

どんなことをやっているのかを紹介しました。
では、実際の仕事のスケジュールを紹介していきましょう。
シナリオライターというと楽しそうだとか、いつも面白いこと考えてるの?

みたいな質問をされることがしょっちゅうあります。
実際、半分正解で半分間違いです。
というのも、好きなことを仕事にするのは楽しいですが、その分の苦痛もあります。

デメリットとしてまず漫画や映画、ドラマは基本的に楽しんで読めません。
嫉妬するということもあります。
それに頭の中で構造が理解できてしまうので、先が読めることも多いですし、

何より無茶苦茶なシナリオだと気になって面白さが半減します。
元々小さいころから空想や一人で人形遊びをするのが好きだったのが、

今の仕事に大いに役立っているのは実感しています。
ただ、出てこないときは一向に出てこないでもがき苦しむこともあります。
なので、今から紹介するスケジュールは、うまくいっている順調な時のスケジュールです。

シナリオライターの午前中

まず朝起きるのは、7時くらいです。
通勤することがないので、起きたら顔洗って仕事着のジャージに着替えたら

8時くらいまでにはパソコンに座ります。
基本私は、朝方なのと朝の方が脳が活性化しやすく、

脳がリセットされた状態なので一番仕事がしやすくなります
なので、できるだけ午前中に難しいシナリオを取り掛かるようにしています。


この時、すぐにシナリオに取り掛かれるように、

だいたいの場合が前日にやることリストを決めて優先順位をつけている感じです。
8時から12時までは50分やって10分休むのを4セットとしてひたすら仕事をします。


仕事のボリュームにもよりますが、1セットから2セットで3000字程度のシナリオを書き上げます。
シナリオライターの単価は、人によって大きく違います。
1作品で値段が決まっていることもあれば1文字何円みたいな計算方法の時もあり、

それはクライアントとの交渉次第です。
初めは、1文字0.5円とかの安い仕事も引き受けて実績を積んでいました。
今では1文字2円とかのものも中にはありますが、3000文字のシナリオを書いて

3000円などの1文字1円の相場が多いです。

シナリオライターの午後

12時になったら昼休みです。
朝ごはんは食べるときも食べないときもありますが、昼と夜はしっかり食べます。
カップラーメンなどで済ますときもあれば、家なので焼きそばやらラーメンやら簡単な料理を作って食べる感じです。
12時から13時の間にだいたい食事を済ませて、ここからは家事です。
13時から14時は、家の掃除をするか運動です。


シナリオライターを数年やってわかりましたが、

人間はずっと座っていると疲労がたまりやすいですしストレスが溜まります。
人間だって動物なのだから当たり前っちゃ当たり前ですが、

意外と現代人は運動を怠っていると思っています。
14時までの間に音楽をかけながら掃除をするかジョギングをします。

そして14時から仕事スタートです。
午後は、少し楽な仕事を入れておくようにします。
打ち合わせや絵の仕事などがある場合は午後に入れて午前中とは、

違ったジャンルの仕事をすることで飽きさせないようにする作戦です。
14時から16時までで50分やって10分休むのを2セット。
17時から19時まででもう2セット。
これでだいたいのその日の仕事は終わりです。

シナリオライターの夜

夜は、なるべく何もしないか仕事がまだ残っていれば

20時から22時まで少しやるくらいです。
後はお風呂に入ったり、趣味のことをしたり、

なるべく脳と目を休めるようには心掛けています。
寝る前に次の日のやる事リストを軽く優先順位をつけながら決めて、

後はベッドでユーチューブなどを見て、そのまま12時すぎくらいに寝るというのが

一番よくあるルーティーンです。

フリーランスの休みはある?

仕事をするにおいて、休みがどれくらいあるのかも重要視する人も多いでしょう。
フリーランスの場合は、自分でいくらでも休みを決めることができます。
自由と言えば自由ですが、すべてが自己責任です。
なので、毎日が休みのようでもあり仕事でもあります。


例えば友達と遊びに行ったり彼女とデートをするときでも私の場合は、

出発までにできることを少しでもやっておくことが多いです。
また、基本移動は電車とタクシーなのですが、

その時はスマホのメールにシナリオを書いています。


特に電車はいろんな人が見られるのと風を受けるので、

個人的にシナリオが思い浮かびやすいスポットの一つです。
車だとすぐに酔うので、あまり得意じゃないのが難点ですね・・・


私の場合は、週に1回は必ず休みにして外に出かけるように心がけています。
何もしない日を作ることで次からのメリハリができて結果的に効率が良いからです。
ただ、どうしてもやる仕事が多いと休みの日も午前中だけとか

移動時間に少しだけとシナリオを書くことはあります。

毎日が仕事であり、休みでもある中学校の夏休み状態

フリーランスのシナリオライターをして思ったのは、

常に中学校の夏休みの状態みたいということです。
課題は毎日そこそこあり、休もうと思えば休めるけど締め切りもあるからとりあえずやる。
毎日シナリオの締め切りは、3日後なり1週間くらいであります。
最短だと夜に連絡があって、次の日に納品するということもあります。
そうなると、常に締め切りに追われている感はあるので、

夏休みの宿題を後回しにしていた人は少し難しいかもしれません。

だからこそ好きなことを仕事にすることで、しんどい時も取り掛かれるようになりますし、

基本は楽しめています。


不安定な仕事とも言えますが、今の時代はどの仕事も不安定になっています。
生み出す仕事をしているからこそ、不安定は常にそばにあるものとして先手で順応していくしかないのかもしれませんね。

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